Windowsで遅延や瞬断などのネットワークの問題が起きて、切り分けをしなければならない場合、Scalable Networking Pack(SNP)の機能を無効にしてみるのはWindows Server 2008の頃から、良く講じられてきた手段です。
Windows Server 2008の頃は、まだ出始めの新しい機能だったのでバグも多かったようですが・・・Windows Server 2012になって、どうなったのでしょうか
気になって調べてみたら、MSのブログに記載がありました

SNP (Scalable Networking Pack) 機能に関する最新情報 - Ask the Network & AD Support Team - Site Home - TechNet Blogs
 
>Windows 8 / Windows Server 2012 でも SNP の無効化の切り分けが有効な状況についての基本的な考え方については変わりはありません。

切り分けの手段として現在も有効なようです。

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SNPにはRSS、Chimney、NetDMAの3つがありますが、それぞれの既定値は以下の通りです。

RSS:マルチコアCPUにNW負荷を分散させる技術・・・有効(enabled)
Chimney:CPUはではなくNICが直接NW処理を行なう技術・・・無効(disabled)
NetDMA:NW処理をチップセット全体に分散させる技術・・・ 無効(disabled)

2008の場合、RSS有効、Chimney自動(高負荷のとき有効)、NetDMA有効が既定だったので変更になっているようですね。 

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ただし、netsh int tcp set global helpでヘルプを見るとnetdmaに関しては廃止になったようです。
またchimneyの既定値はAutomatic、自動と記載がありますが、本当は無効です。
 
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RSS、chimney(既定で無効ですが)を無効にさせるコマンドは以下の通りです。

netsh int tcp set global rss=disabled 
netsh int tcp set global chimney=disabled