オラクる。

oracle専門ブログにしてみようかな~っと

2014年09月

Enhanced Mitigation Experience Toolkit(EMET)はマイクロソフト製のセキュリティ対策ツールです。
セキュリティリスクの「緩和」という技術を用いて、可能な限りセキュリティリスクを低めてくれます。
主にセキュリティパッチのリリース前に攻撃を仕掛けてくるゼロデイアタックに有効です。
今回はダウンロードとインストールの手順を確認します。
バージョンは最新のEMET5.0を利用します。

1

ダウンロードは以下のリンク先より可能です。
なお、言語は英語しかないようです。

Download Enhanced Mitigation Experience Toolkit 5.0 from Official Microsoft Download Center
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=43714

2

「EMET Setup.msi」をダウンロードします。
なお、「EMET User's Guide.pdf」は英語版のユーザガイドです。
日本語版のユーザガイドは下記リンク先よりダウンロードしてください。 

http://download.microsoft.com/download/B/F/B/BFBFDAB1-225C-4ECD-906F-C1DF61D7DB64/EMET_5_User_Guide_J.pdf  

084

ダウンロードしたmsiインストーラーを実行するとインストールウィザードが起動します。

085

インストールフォルダを指定します。

086

ライセンスが表示されるのでI Agreeを選択します。

087

Nextボタンをクリックして、インストールを開始します。

088

インストール中です。

3

インストール途中にEMET Configuration Wizardが起動します。
新規インストールの場合は「Use Recomment Settings」を選択します。

089

インストールが完了しました。
Closeボタンをクリックして、インストーラーを終了します。

090

EMETを起動して、正常にインストールされたことを確認します。
 

IEのサポート期間の話しをしましたが、他にもうすぐサポート期間が終わる製品としてWindows Server 2003(R2も含む)があります。
未だにWindows Server 2003を利用している企業は多くあります。
そのため、サポート終了は相当インパクトが大きいでしょう。

下記URLにあるように、Windows Server 2003(R2も含む)のサポートは来年2015年7月15日に終了します。

http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/local/products/windows-server-2012-r2/migration/campaign.aspx#fbid=S-1o3_cnSjG

もう一年を切っています。
それ以降はセキュリティ更新プログラムや修正パッチが一切提供されなくなります。
そのため、脆弱性が発見された場合でも、何も対応することが出来ずに、永遠に攻撃者に晒され続けることになります。
しまいには個人情報流出やデータ改ざんに繋がってしまいます。
Windows Server 2003を利用している企業は早急に最新OSへの移行計画を立案すべきかと思います。 

なお、 各OSのサポート期間は下記サイトで検索・確認することが出来ます。
 
サポート ライフサイクル検索

lifecycle
 

管理者はエンタープライズモードで表示させたいサイトを一括して登録することが出来ます。
サイトの一括登録はGPOを介して行なわれます。

079

GPOの管理エディターを開き、「コンピューターの構成」→「ポリシー」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Internet Explore」から「エンタープライズモードIEのWebサイト一覧を使用する」を選択します。

080

「有効」を選択し、Webサイトの一覧が記載されたXMLの場所を指定します。
XMLにはエンタープライズモードで表示するWEBサイトの一覧が記載されています。
そのXMLファイルをWEBサーバ上で公開する必要があります。

081

XMLファイルはツールを利用して作成することが出来ます。
こちらからダウンロードしてください。

Download Enterprise Mode Site List Manager from Official Microsoft Download Center

082

サイトを指定した後、「File」→「Save to XML」でサイトリストをXMLで保管します。

083

上のようなファイルが作成されます。
これをWEBサーバ上で公開して、GPOで指定します。
 

以前、IE11の自動インストールをブロックする方法とかいう記事を書きましたが・・・
 
Internet Explore11のアンインストールと自動インストール無効化 : あるサーバーエンジニアの練習場

2016年1月12日以降、各種OSで動作する最新のIEのみがサポートされるようになります。
例えば、Windows 7 SP1はIE8,9,10はサポートされずに、最新のIE11のみがサポートされます。

Microsoft、Internet Explorerのサポートを最新版のみに - 2016年1月から | マイナビニュース

まだまだ先のことですが、今後マイクロソフトは最新のOSへの移行を促進していくことでしょう。

しかし、既存の業務アプリが最新のブラウザで動作しないということもあるでしょう。
そのような場合に備えて、更新プログラムによりIE11には「エンタープライズモード」というものが搭載されるようになりました。
これはIE11でIE8のページを表示させる機能です。
(以前より「互換表示」という機能がありましたが、これはIE7のページを表示させる機能です。) 
2014年4月にリリースされた以下の更新プログラムを適用することによって、エンタープライズモードが利用可能になります。

Windows 7、Windows Server 2008R2→KB2929437
Windows 8.1、Windows Server  2012R2→KB2919355

エンタープライズモードを利用するには「ユーザーが個別に設定する」方法と「管理者がまとめて設定する」方法があります。
まずは「ユーザーが個別に設定する」方法を見て行きましょう。

071

スタートメニューからgpedit.mscと入力し、グループポリシーエディタを開きます。
「コンピューターの管理」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Internet Explore」から「ツールメニューからエンタープライズモードを有効にして使用できるようにする」を選択します。

072

該当のグループポリシーを有効にします。

074

IEのツールメニューに「エンタープライズモード」という項目が増えました。
このメニューを選択するとWebページがIE8モードで表示されます。

076

ユーザーエージェントを確認してみましょう。
まずは通常モードで表示させた場合
IE11のユーザーエージェントが表示されています。 

077

続いて、エンタープライズモードで表示させた場合
URLの横に青いマークが表示されています。
またユーザーエージェントもIE8となっています。

というわけて次回は「 管理者がまとめて設定する」方法も見てきましょう。

ReFSはWindows Server 2012から登場したファイルシステムです。
「ReFS」とは「Resilent File System」の略で「Resilent」とは「復元性のある」という意味です。
その名の通り、障害時の復元能力に優れたファイルシステムなのです。
また、ファイルサイズやボリュームサイズもNTFSよりも大きくなっています。
それ以外にもNTFSよりも優れている点がありますが、ReFSはNTFSに置き換わるものではありません。
NTFSにはあって、ReFSには無い機能が多々あります。
例えばReFSは

・クライアントOSには未対応
(→ただし、Windows 8.1から対応するようになりました。)
・ブートディスクとして使えない
・圧縮、暗号化の機能が使えない
・ディスククォータが使えない
・ファイルサーバリソースマネージャーが使えない

と言った制約があります・・・
ReFSの悪いところばっかり言っているような気がしますが、サイズの拡張以外にも、もちろん利点があります。
主にデータの信頼性、可用性、完全性を高めるための機能があります。

・ ファイルシステムの検査が自動的に行なわれる
→NTFSのように手動でのchkdsk、再起動後の自動chkdskは必要ない 
・メタデータ、ファイルデータの整合性検査が行なわれる
→データの完全性を保障することが出来ます
・オンラインでデータの修復を行なうことが出来る
→NTFSではオフラインにする必要がありました

このようにReFSにもNTFSにも利点があります。
相互に足りない機能を補完しあうのが最適な構成かも知れません。
また、ReFSを利用する際は充分な検証を行なうことも必要です。
 

このページのトップヘ