Dell PCに自動的にインストールされるルート証明書が非常に大きな問題になっています。
今年初めに問題になったLenovoアドウェア問題の再来とすら言われています。
Dell PCにプレインストールされている下記のコンポーネントはルート証明書を自動的にインストールし、なおかつその証明書には秘密鍵も含まれています。

・Dell Foundation Services(DFS)
・Dell System Detect(DSD)

悪意のある攻撃者は、その秘密鍵を何らかの手段で取得することによって、ルート証明書機関の署名を付与した証明書を偽造することが可能になってしまいます。
該当コンポーネントを含むシステムはそのような偽造された証明書を「信頼された証明書」として扱うので、攻撃者はシステムに対して、偽造されたサイトを提供したり、通信内容の傍受を行なうことや、悪意のあるソフトウェアをインストールさせたりすることが可能となってしまいます。
JVNの評価は攻撃の難易度は低いとのことなので影響は大きいと思います。
対策として、該当の証明書を「信頼されていない証明書」に移動するか、もしくは証明書を削除するかの方法があります。
証明書を削除する場合は、該当のソフトウェア(DFS、DSD)もアンインストールする必要があります。
JVNとDellの公式情報は下記のリンク先です。
Dellの公式サイトにはルート証明書の削除マニュアルも掲載しています。

JVNVU#91791008: Dell Foundation Services (DFS) がルート証明書と秘密鍵 (eDellRoot) をインストールする問題
http://jvn.jp/vu/JVNVU91791008/
JVNVU#99824449: Dell System Detect (DSD) がルート証明書と秘密鍵 (DSDTestProvider) をインストールする問題
http://jvn.jp/vu/JVNVU99824449/

弊社PC証明書脆弱性について(eDellRoot証明書ならびにDSDTestProvider証明書)
http://ja.community.dell.com/dell-blogs/direct2dell/b/direct2dell/archive/2015/11/26/pc-edellroot-dsdtestprovider