vCenterサーバからOracleサーバへ接続するにはvCenterサーバにOracle Clientを導入する必要があります。
また、Oracle Clientのインストール後、ODBCの設定を行なう必要があります。

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Oracle Clientのsetup.exeを実行します。

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インストーラーが起動するのでinstantClientを選択して「次へ」をクリックします。

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ソフトウェアの場所を確認して、「次へ」をクリックします。

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前提条件チェックが走ります。
問題ない場合、次へ進めます。

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設定内容を確認し、インストールボタンをクリックすると、インストールが開始します。

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インストール中・・・

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インストールが完了しました。

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インストール後、インストールパスの下に「network\admin」というフォルダを作成します。

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新しく「ORACLE_HOME」という環境変数を作成し、インストールフォルダを値に指定します。

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先ほど作成した「network\adimin」フォルダにtnsnames.oraというファイルを作成します。

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ファイルの中身はこんな感じです。

TNSサービス名 =
  (DESCRIPTION =
    (ADDRESS = (PROTOCOL = TCP)(HOST = ホスト名)(PORT = 1521))
    (CONNECT_DATA =
      (SERVICE_NAME = サービス名)
    )
  )


サービス名はOracleサーバのlsnrctl statusコマンドで確認することが出来ます。

サービス"orcl"には、1件のインスタンスがあります。
  インスタンス"orcl"、状態READYには、このサービスに対する1件のハンドラがあります...


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スタートメニューからODBCデータソース(64ビット)を選択します。

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システムDSNタブから追加ボタンをクリックします。

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データソースのドライバとしてOracle Clientを選択します。

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TNSサービス名として、先ほどtnsname.oraで設定した名前を指定します。
接続テストボタンをクリックして、接続のテストを行ないます。

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ユーザー名とパスワーとを指定してOKボタンをクリックします。

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問題ない場合、上記のように表示されます。

次回はvCenterのインストールです。