RMANのバックアップには2種類の形式があり、一つがイメージコピー、もう一つがバックアップセットです。
イメージコピーはデータファイルとバックアップファイルが1対1で対応している形式です。
未使用ブロックを含む全てのブロックがバックアップ対象となり、圧縮や暗号化はサポートしていません。
また、保存先として指定できるのはディスクのみです。
バックアップセットはバックアップセットはデータファイルやアーカイブログをバックアップセットという一つの固まりにまとめる形式で、バックアップセットの中にバックアップピースという一個または複数個のファイルが存在しています。
バックアップセットは未使用ブロックを含まずにバックアップし、圧縮や暗号化をサポートしています。
また、ディスク及びテープへのバックアップが可能です。

イメージコピーはBACKUP AS COPY~で取得可能です。

RMAN> BACKUP AS COPY DATABASE;

backupが開始されました(開始時間: 15-04-23)
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイル・ファイル番号=00001 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/system01.dbf
出力ファイル名=/flash_recovery/ORCL/datafile/o1_mf_system_bml14qx1_.dbf タグ=TAG20150423T234126 レコードID=2 スタンプ=877822896
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:15
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイル・ファイル番号=00002 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/sysaux01.dbf
出力ファイル名=/flash_recovery/ORCL/datafile/o1_mf_sysaux_bml157cf_.dbf タグ=TAG20150423T234126 レコードID=3 スタンプ=877822908
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:07
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイル・ファイル番号=00005 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/example01.dbf
出力ファイル名=/flash_recovery/ORCL/datafile/o1_mf_example_bml15gfw_.dbf タグ=TAG20150423T234126 レコードID=4 スタンプ=877822914
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:07
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイル・ファイル番号=00003 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/undotbs01.dbf
出力ファイル名=/flash_recovery/ORCL/datafile/o1_mf_undotbs1_bml15okv_.dbf タグ=TAG20150423T234126 レコードID=5 スタンプ=877822918
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:03
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーを開始しています
入力データファイル・ファイル番号=00004 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/users01.dbf
出力ファイル名=/flash_recovery/ORCL/datafile/o1_mf_users_bml15rqc_.dbf タグ=TAG20150423T234126 レコードID=6 スタンプ=877822920
チャネルORA_DISK_1: データファイルのコピーが終了しました。経過時間: 00:00:01
backupが完了しました(完了時間: 15-04-23)

Control File and SPFILE Autobackupが開始されました(開始時間: 15-04-23)
ピース・ハンドル=/flash_recovery/ORCL/autobackup/2015_04_23/o1_mf_s_877822922_bml15v27_.bkp コメント=NONE
Control File and SPFILE Autobackupが完了しました(完了時間: 15-04-23)


[oracle@node01 ORCL]$ ls
archivelog  autobackup  backupset  datafile  onlinelog
[oracle@node01 ORCL]$ cd datafile/
[oracle@node01 datafile]$ ls
o1_mf_example_bml15gfw_.dbf  o1_mf_undotbs1_bml15okv_.dbf
o1_mf_sysaux_bml157cf_.dbf   o1_mf_users_bml15rqc_.dbf
o1_mf_system_bml14qx1_.dbf


保管先を見ると表領域ごとにバックアップファイルが作成されています。

一方、バックアップセットはBACKUP AS BACKUPSET~で取得可能です。
ただし、「AS BACKUPSET」は省力可能です。

RMAN> BACKUP AS BACKUPSET DATABASE;

backupが開始されました(開始時間: 15-04-23)
チャネルORA_DISK_1の使用
チャネルORA_DISK_1: フル・データファイル・バックアップ・セットを開始しています
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットにデータファイルを指定しています
入力データファイル・ファイル番号=00001 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/system01.dbf
入力データファイル・ファイル番号=00002 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/sysaux01.dbf
入力データファイル・ファイル番号=00005 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/example01.dbf
入力データファイル・ファイル番号=00003 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/undotbs01.dbf
入力データファイル・ファイル番号=00004 名前=/u01/app/oracle/oradata/orcl/users01.dbf
チャネルORA_DISK_1: ピース1(15-04-23)を起動します
チャネルORA_DISK_1: ピース1(15-04-23)が完了しました
ピース・ハンドル=/flash_recovery/ORCL/backupset/2015_04_23/o1_mf_nnndf_TAG20150423T234417_bml1b2js_.bkp タグ=TAG20150423T234417 コメント=NONE
チャネルORA_DISK_1: バックアップ・セットが完了しました。経過時間: 00:00:25
backupが完了しました(完了時間: 15-04-23)

Control File and SPFILE Autobackupが開始されました(開始時間: 15-04-23)
ピース・ハンドル=/flash_recovery/ORCL/autobackup/2015_04_23/o1_mf_s_877823084_bml1bwho_.bkp コメント=NONE
Control File and SPFILE Autobackupが完了しました(完了時間: 15-04-23)

[oracle@node01 ORCL]$ ls
archivelog  autobackup  backupset  datafile  onlinelog
[oracle@node01 ORCL]$ cd backupset/
[oracle@node01 backupset]$ ls
2015_04_23
[oracle@node01 backupset]$ cd 2015_04_23/
[oracle@node01 2015_04_23]$ ls
o1_mf_nnndf_TAG20150423T234417_bml1b2js_.bkp


複数のファイルが一つにまとめられています。
また日付ごとにフォルダ分けされているのがわかります。