今日は子ドメインの追加方法を検証してみます。
例えば、test2.comというドメインを持つDNSサーバとは別にsouth.test2.comという名前のというドメインを持つDNSサーバを作成したとします。
次にtest2.comとsouth.test2.comに親子の関係を作成する必要があります。
親子の関係を作成することによって、test2.comに対してsouth2.test2.comのレコードを問い合わせることが出来ます。

親子関係を作成する方法には2通りあります。
子ドメインのゾーンは既に作成済みであるとします。

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test2.comという親ドメインのゾーン上で右クリックして、「新しい委任」をクリックします。

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委任を行なうドメイン名、ここでは子ドメイン名southを入力します。

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south.test2.comというドメインを委任するDNSサーバを指定します。
追加ボタンをクリックします。

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IPもしくはFQDNを入力し、OKボタンをクリックします。

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子ドメインのDNSサーバが追加されました。
次へをクリックします。

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委任が作成されました。

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上記のように子ドメインが作成されています。
しかし、このような手順の場合、子ドメインのDNSサーバのIPが変更になった場合、その都度親ドメインのDNSサーバで修正を行なう必要があります。
しかも、修正が完了するまでは子ドメインの問い合わせが出来なくなってしまいます。
このようなデメリットを解消するのがWindows Server 2003から設けられたスタブゾーン機能です。