Windows Server 2008以降のActive DirectoryにはOU作成時に「間違って削除されないようにコンテナーを保護する」オプションを選択することができます。(既定で選択されています)
作業ミスを防ぐために有用な機能です。

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上記オプションを選択した状態でOUの削除をしてみましょう。

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エラーメッセージが出力されて消すことができませんでした。

・・・では、本当に消したくなった時はどうするのでしょうか。

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まず、拡張機能を有効化します。

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OUのプロパティを開くと「オブジェクト」タブに「誤って~」オプションが表示されています。
拡張機能を有効化しないと表示されない項目です。
削除したい時はチェックを外します。

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上記設定で実際に削除することが出来ました。

新しいオブジェクト - 組織単位ダイアログ ボックス