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2014年06月

Active Directoryの移動プロファイル機能を利用すると、ADユーザーのデスクトップやドキュメントにあるファイルをローカルディスク上ではなく、ネットワーク共有上に格納することが出来ます。
そのため、同じユーザーが他のコンピューターにログインしても同じファイルを参照することが出来ます。

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ADユーザーとコンピューターを開きます。
移動プロファイルを利用したいユーザーやグループで右クリックして、プロパティを選択します。

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プロファイルタブのプロファイルパスにユーザーデータを格納したいネットワーク共有を指定します。
%username%を付与することで、ユーザー名のフォルダが作成されます。

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設定したユーザーがログインすると、ネットワーク共有配下に「ユーザー名.v2」のフォルダが作成されました。
ここにユーザーデータが格納されます。

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ちなみに管理者が、そのフォルダにアクセスしようとするとアクセス拒否のメッセージが出てしまいます。
これを解消する手段もあります。 

SIMの自動イベント処理を利用することによって、あるイベントが発生した場合に、メールを送信するなどの特定の処理を行なうことが出来ます。
 
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上部メニューより、「イベント」→「自動イベント処理」→「新規タスク」を選択します。

SIM_055

自動イベント処理の新規タスクを作成します。
最初にタスクの名前を付与します。

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次にタスクを実行するイベントの種類を選びます。

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イベントを監視するシステムを選択します。
特定のホストを選択する場合、「指定するシステム属性を使用」を選択します。

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システムの選択画面で管理対象システムを選択します。
今回はiLOを選択しています。

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イベント発生時に実行するアクションを選択します。

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今回はメール送信を選択しているので、メールの送信先を指定しています。

SIM_062

特定の時間帯のみでイベント監視を行なうように設定することも出来ます。

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設定の概要が表示されます。
SMTPサーバに関して設定が行なわれていないようです
メール設定の編集ボタンをクリックします。

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SMTPサーバ、送信者の情報を設定します。
ここからテストメールを送信することも可能です。

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SMTPサーバも設定されたことを確認して、終了ボタンをクリックします。

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新しくタスクが作成されました。

管理対象システムを登録したので、今度は管理対象システムからSNMPアラートを送信してみましょう。
 
SIM_049

管理対象システムのiLOにログインして、管理→マネジメントのSNMP設定を開きます。
読み取りコミュニティ名とSNMPアラート送信先を設定して、適用ボタンをクリックします。
SNMPアラート送信先にはSIMのIPアドレスを設定します。
読み取りコミュニティ名は管理対象システム登録時に設定した名前と合わせます。

SIM_050

下の方にSNMPアラートの項目があります。
テストアラートの送信ボタンをクリックすると、SNMPアラート送信先に、アラートが送信されます。

SIM_051

アラートが送信されました。

SIM_052
 
SIM側のログを確認すると、テストログの受信が表示されています。

SIM_053

ログをクリックすると詳細が表示されます。
「Remote Insight Test Trap」と表示されているのがわかります。

HP SIMのインストールが完了したので、管理対象システムを検出してみます。
今回はILOを検出してみます。

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インストールが完了するとデスクトップに「HP System Insight Manager」のアイコンが出てくるのでクリックします。

SIM_025
 
HP System Insight Managerのログイン画面が表示されます。

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IEの場合、信頼済みサイトにSIMのWEBアドレスを追加します。
また、セキュリティのレベルを中低にしないとうまくページが表示されないようです。

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ログイン後、ウィザードが表示されますが、こちらはキャンセルします。

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ホーム画面の「検出および認証」をクリックします。

SIM_031
 
検出ページが表示されました。
新規ボタンをクリックして、新しい検出タスクを作成します。

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新規検出ページでILOのIPアドレスを入力します。

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 ILOの認証情報を入力するため、下の方にある「認証」ボタンをクリックします。
 
SIM_041

ILOのユーザ名、パスワード

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SNMPのコミュニティ名を入力します。
同じ名前をILOにも設定済みです。

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保存ボタンをクリックして、設定を完了させます。

SIM_044
 
新しい検出タスクが作成されました。
作成した検出タスクを実行して、管理対象のサーバを検出します。 
新しい検出タスクが選択された状態で、今すぐ実行ボタンをクリックします。

SIM_045

検出タスクの実行中です。

SIM_046
 
検出が完了しました。
一部エラーが出力されましたが・・・

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「すべてのシステム」 をクリックして、管理対象システムが検出されていることを確認します。

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管理対象システムの詳細を確認することも出来ます。 

今回は仕事でHPのサーバに触れる機会があったので、HP純正のサーバー管理ツールHP System Insight Manager(SIM)にも触れてみます。
ダウンロードはこちらからです。

HP SIM - Windows - Download HP Systems Insight Manager for Windows
http://h18004.www1.hp.com/products/servers/management/hpsim/dl_windows.html

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また、前提条件としてSNMPサービスと.net framework 3.5 SP1が必要です。

SIM_006

ファイルの展開後、hpsim\win配下にsetupファイルがあるので、こちらを実行します。

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インストーラーが起動するので「次へ」をクリックします。

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システム状態を確認しています。

SIM_010

HP SIMを利用するにはデータベースが必要です。
管理対象が500未満の場合は、SQL Serverの無償版が利用できます。
HP SIMのインストールと一緒にインストールされます。

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インストールモードを選択します。
特に要件が無ければ標準モードで問題ないでしょう。

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インストールボタンをクリックして、早速インストール開始です。

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インストール中・・・
 
SIM_021

インストールが完了しました。
次へをクリックします。

SIM_022

オンライン登録を勧められます。
ソフトウェアの更新通知などを受けられるようですが、後から登録することも可能なようです。

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インストール後にサーバを再起動して、インストール完了になります。 

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